ワラウカドの2021年度募集
ワラウカドの、2021年度募集馬が発表されました。
今年度は6頭と少ないですが、セルフプリザヴェーションやナンなどが不受胎だったので仕方がないかもしれませんね。
まだ馬体写真や歩様など出てないので何ともですが血統構成見た感じの感想。
●アップワードスパイラルの2020
サトノダイヤモンド産駒自体まだデビューしていないので何とも言えませんが、キズナ産駒の半兄が結構走っているので、今年のラインナップでは内国産の中ではエースでしょうか。Devil's bag×Glorius songの全兄弟クロスは狙って付けたのかな?
このクロスは結構走る馬が出るパターンがあるようなので、どう出るか。
●ヴェイルドイントリーグの2020
母Veiled intrigueはチャートウェルフィリーズというGIIIで2着。血統構成を見ると、全く日本に馴染みの無い血統ですね。父系を辿っていくと、Owen TudorからHyperionに辿り着きます。
父Churchillは2歳秋~3歳春に英愛GIを4連勝したGalileo産駒。
とここまでつらつらと並べてきましたが全く未知すぎるのでいよいよもって馬体を見てみないと分からないですかね。
●キトゥンズロアの2020
日本でもお馴染みFrankelの産駒。本年度の目玉馬でしょうか。矢作厩舎みたいですし。
母のKitten's Roarは米でGI2着やGII勝利など。
父FrankelなのでSadler's Wellsの3×4クロスを持っています。
日本だとこのクロスどうなんでしょうね。
●プリンセスプリンセスの2020
父モーリス。母は米GIIIで3着。
初仔なので馬格がどうでしょうかね。血統表を見る限りでは個人的にはあまりピンと来ず。
●ボウリナズラヴの2020
ハービンジャー産駒の牝馬。ディープインパクト産駒の半兄ファベルは9500万円募集と高額。半兄と父系が違いすぎるので馬体の想像がつきませんが、父の活躍産駒はほとんど牝馬なので、牝馬に出たのは良いと思います。
●ボカイウヴァの2020
またまた父モーリス。パカパカファーム、スクリーンヒーローもそうですがこの系統好きなんでしょうね。ワラウカドの今年の2歳馬は10頭中4頭がスクリーンヒーローもしくはモーリス産駒。
全兄ヴァルガスは、募集時の見栄えは良かったですが今のところ未勝利。その下のマテウスはガチムチ。本馬は牝馬なのでまた少し違ってくるかもしれませんが。
今の状態で何か一頭選べと言われたら、アップワードスパイラルの2020が魅力的に映りますが、なにはともあれこのクラブはとにかく勝ち味に遅い(控えめな表現)なので、今年出資するかは……。