一口馬主ライフを歩みつつ。

2020年からの新参一口馬主が思ってる事をうんちゃらかんちゃら。

セルフエスティームようやく始動? など

セルフエスティームがようやく脱北を果たしたようです。

まずは宇治田原ステーブルへ。ちょっと滞在して環境に慣らし、ゲート試験合格を目指す感じでしょうか。9月内にはトレセン入りさせる意向のようですし、早ければ10月デビュー出来そう?

10月からは半姉セラヴィーも川崎で始動予定ですし、頑張って欲しいですね。

 

一方、少し前ですが東サラの出資馬・レッドクラウディア20の馬体の変わりように驚きました。

カタログ写真では明らかに腰高だったのが、この短期間で背が伸びてバランスがよくなり、さらに前が少し負けている印象があるものの筋肉のラインもムッキムキに浮かび上がるように。母の現役時代や立ち繋からこの馬に関してはダートの方が適正ありそうですが、1歳馬とは思えないこの馬体ならやれそうに思えますね。

キャロット2021の1次締切

私のような入会チャレンジ者にすると、6日の最終中間発表、7日の締切から17日の発送日、さらに通知が届くであろうその後数日間が地獄のように長く感じられる今日このごろ。

最終中間のリストを眺めてみると、今の所応募が半数に満たずに余っている「ように見える」のは以下の通り。

2.コケレール20

18.バイラオーラの20

42.フォトコールの20

58.スペクトロライトの20

61.ラフォルジュルネの20

68.エレガントマナーの20

73.ピュアブリーゼの20

84.グリューヴァインの20

88.キャヴァルドレの20

の9頭。ただし、まだこの集計時点では前年比35%の応募との事なので、既会員の過半数は恐らく6日夜~7日の締切時刻までに申し込んだものと思われますね。

 

ちなみに自分が申し込んだのは……

最優先:89.ブリトマルティスの20

16.シュピッツェの20

27.エンシェントヒルの20

73.ピュアブリーゼの20

85.カニョットの20

 

発表リストで名前が載らなかったのは73.ピュアブリーゼの20のみ。

早くもかなり雲行きが怪しくなってきましたねえ……。

キャロット最初の中間発表

予告どおり発表されておりますが、第一回発表にして早くもスーブレットの20が400口超え。

25/91頭が半数口超えですので、大体30%ほどが申し込み数前年比15%の時点で半数超え。

6日に2回目にして最後の中間発表がありますが、私は5頭申し込んで、今の所このリストに名前が載っているのは1頭。

まあまだ開始から2日しか経ってませんからね……6日の最終中間発表までは震えておく事にします。

 

ざっと目を通してみると目立つのは当たり前といえば当たり前、有名な牝馬の名前がズラリ。シーザリオ、クリミナル辺りは明日の発表でもう400口を超えてくるんでしょう。

現在1位のスーブレットの20は母の半兄にベストウォーリアがおり、歩様動画では筋骨隆々でのっしのっしと歩く姿が印象的です。体型的に母と同じぐらいの距離が適正でしょうか。

個人的にはディアデラノビアの20があの出来でどれぐらいの人気になるのかが指標になりそうで気になっていますが、初日のリストには載らず。(今回は入会チャレンジなので、母優ある馬は全部避けていますので私の申込には含めてません)

 

やっぱりある程度中間発表見極めてから申込する人が多いんだろうな、というのが印象ですね。

こうどなじょうほうせんこわい。

セラヴィーの動向と、ワラウカドについて

ちょっと遅れてしまいましたが、セラヴィーについて。

中央生き残りを賭けた8/21小倉7Rは結局9着。18頭立ての17番枠というのが大きく響いて終始大外を周り、4コーナーで膨らんだ分かなり距離ロスして直線も他馬と脚色が揃ってしまい……。

その翌週、クラブから南関東川崎の山崎厩舎への移籍と10月開催からの参戦が発表されました。川崎では大体3~4走ほど走ってみて成果を見極めるとの事。

というわけで、現在は川崎への輸送待ちのようです。

小さな馬体でこれまで懸命に頑張ってきたセラヴィーにはとても感謝しておりますが、この小さな馬体でどこまでやれるか。見守るしかありません。

 

18年度産のワラウカドの中央競馬募集馬は7頭。

そのうち、勝ち上がることが出来たのはスパイラルノヴァと、総額9000万募集で現在1勝クラスのヴィアルークスの2頭。

アシュラムは9/5の未勝利戦で結果次第。

ヴァルガスは門別、セラヴィーは川崎へ中央勝ち上がれずそれぞれ地方移籍。

レナーナとブレスオブライフは引退。

全体的に無理矢理一流厩舎に入れているせいなのか放置される事が多く、このクラブは発足から現在までオープン馬を1頭も出せていません。

恐らく現状で既に脱会者が相次いでいるものと想像出来ますが、私は今年の2歳世代出資馬3頭をある程度見届けるまではとりあえず継続します。

いくら完全に趣味の範囲で一口馬主をやっているとはいえ、流石にこのクラブは継続するのはかなり精神修行的な要素が問われすぎております……。

20年度産募集馬にはFrankel産駒の一口17万の馬(恐らくクラブ的には目玉でしょう)が含まれておりますが、満口になるまで延々と入厩を延ばすこのクラブで果たして……。

キャロット入会チャレンジ開始

ついにこの時が来た、という事で。

ついさっきポストへ出資申込書を投函してきました。

キャロットクラブ入会チャレンジは近年はもはやチキンレース状態になっているらしく、色々とgoogle先生に尋ねると無限の荒野が広がっておりますね。

 

主たる様式は以下の通り。

①91頭(2021年)の中から、選りすぐりの不人気であろう馬を全力で選定する。

②最優先希望馬の欄はその中でも渾身の眼力をもって選定した、走らなそうな馬を記入する。

③「母馬優先」がついている馬に関しては見かけ上微妙そうでも新規が近寄る隙はない。

④最低でも3~5頭は選ぶべし。どうせ奇跡的に出資出来たとしても1頭である。

⑤考えるな、感じろ。

究極のチキンレースが今、ここに。

 

ノーザンファーム系列はサンデーR、キャロット、シルクとそれぞれが大量に毎年若駒を提供してくれていますが、それでも現状全く供給不足に陥っていますね。JRA馬主の登録頭数上限縛りが最大の原因だろうと思われますが、これ撤廃しちゃうといよいよ中小馬主は消えていくでしょうし必要な方策ではあるんですよね。

さらに法人を増やすというのは、金融投資である以上新規の設立時には金融庁農林水産省の許可など諸々必要になるのでおいそれとは出来ませんわね。それに、東サラやDMMなどノーザンの馬を主要商材にするバイヤー系への配慮も必要でしょうしね。

 

小難しい話はともかく、2021年現在ノーザンファーム系のクラブに入会するというのは本当に高いハードルがありますが、入ってしまえばキャロットは会員に手厚い体制なので、「G1馬のオーナー」が実現できる可能性が大いにあるわけです。

だからこその新規入会難易度なわけですが……。

出資する際の判断材料

ここ数年はいわゆる「一口馬主バブル」と呼ばれる好景気で、私のように参入される方が相次いでいてなかなか希望する馬に出資出来ない飽和状態が続いています。

そこで問われるのが出資戦略であるとか、相場眼であるとかそういうものであるわけですが(まあ第一は資金力なのは言うまでもありませんけれども)。

出資する際の判断材料というのは、一口馬主では限られているとはいえ、それでも無数に存在します。

判断材料の優先度も人それぞれ。

そこで、私なりの判断材料と優先度をご紹介しようかと思います。

 

優先度S

①歩様

 歩様は、個人的に第一の判断材料としています。例え一流牧場の一流血統馬であっても、歩様がピンと来ない時にはスルーします。

②血統

 血統で一番気にするのはもちろん種牡馬ですが、それと同じぐらい「BMSブルードメアサイアー、母父)」を気にします。結構BMSの成績で露骨に変わったりするようなので。

 

優先度A

①馬体

 ひとくちに「馬体」と言っても立ち写真だけでなく、生年月日や1歳時の即尺結果も含みます。個人的に注視している事は、「馬体の作りや雰囲気が父に似ているか否か」。

②母馬の年齢と仔出し

 高齢な母体から強い馬が産まれる事も当然ありますが、私としては活力がある若い母馬を優先します。基準としては大体12~13歳ぐらいまでが許容範囲でしょうか。

 年齢よりは優先度が若干落ちますが、それまでの仔出しも重要視します。

③調教師

 これ結構大事ですよね。必ずしもそうとは限らないのでしょうが、万年三桁順位の厩舎に預けるということは、クラブ側もそれぐらいの馬だと判断しているのではないか、と。開業数年の若い調教師は別ですが。

 

優先度B

①価格

 価格に関しては上の兄姉が活躍していたり、母馬が活躍馬だったりすると相対的に高くなるものではありますが。例えば、上の兄姉が活躍している割に価格が妙に安かったりすると何か欠陥があるのではと勘ぐったり、これまでの母馬の仔出し成績の割に高めに設定されてると結構期待されているのでは、と思ったり。

 まあこれに関しては完全に邪推の域なのでよっぽど極端でなければ気にしませんが。

 

つらつらと述べましたが、上のような見方をし始めたのは今年からなので、同じように去年から、今年から一口馬主に出資を始めた方々と知識を共有出来るといいですね。

無駄に競馬歴は長いので、血統知識は個人的にはある方だと思っております。

出資馬のリスト整理

キャロット以外は大体揃ったので、一旦自分の中で整理する為にも一覧化してみたいと思います。

 

■ワラウカド

①セラヴィー(0-0-0-6)3歳牝

 次走小倉の芝1200のどこかを予定しているようですが、出走登録チャンスはあと3週。優先権利はなく、境遇としてはかなり厳しい現状に。

 この馬に出資した時はまだ馬体だの歩様だのほとんど知識ゼロの状態で出資してましたが……せめて怪我なく競走人生を完走して欲しいと願っております。

 

セルフエスティーム(0-0-0-0)2歳牝

 セルフィー、セラヴィーの下。6月の育成映像では首を上手く使って足捌きも大きく、期待出来そうな走りに見えます。そろそろ寺島先生から声が掛かってもいいかも。秋~冬にはデビュー出来るといいですね。

 

③バクマツ(0-0-0-0) 2歳牡

 既に斎藤先生が確認に来られて指示も出されているようなので、セルフエスティームより早く移動できるかも? 募集時より立ち気味の繋や筋骨隆々の大型な馬体などいかにもダート馬な同馬。芦毛の表記ですが、金色掛かっていてまるで月毛のようにも見える綺麗な馬ですね。この世代では一番期待しています。

 

④ミレーレ(0-0-0-0) 2歳牝

 募集時の馬体写真で前肢が結構な湾膝、寝繋でしかも超大型馬。オルフェーヴルが個人的に大好きで、その産駒に出資したくて……という事でだいぶ目をつぶって出資しましたが、現状を見るに来春ぐらいにデビュー出来れば上出来といったところでしょうか。この仔に関しては正直なところを言えば、怪我なく無事に走って欲しい。それに尽きます。

 

東京サラブレッドクラブ

①レッドクラウディアの20 1歳牝

 父のドレフォンと似た形をした馬体をしていて、いかにも短距離馬に見える馬体。つい先週、育成先のノーザンファーム空港に移ったということで、私が初めて出資出来たノーザンファーム産馬という事もありとても期待しています。

 

■ウインレーシングクラブ

①バラードソングの20 1歳牡

 この馬に出資を決めた最大の理由は、歩様です。素軽くてキビキビとした動き。募集カタログのピックアップではダート中長距離を適正と見ているようですが、芝でも面白いのではと思わせます。オープン馬になるとは正直思いませんが、条件戦で堅実に掲示板に乗れるような馬になってくれれば。

 

■ノルマンディーOC

①ラミアヴィータ(0-0-0-0) 2歳牝

 ノルマンディーの3次募集馬。綺麗な栗毛で、体型からいかにも切れ味で勝負しそうな馬。3次募集なので育成はまだまだ進んでいませんが、来年早々くらいにデビュー出来れば。歩様映像では前肢の出は若干硬さが感じられるものの、後肢の出が広くて力強く、募集価格920万円の馬には見えない素材を感じました。

 

現在のところ、以上となります。

今年はあとキャロットの入会チャレンジをしようと思っていますが、数年後くらいに出資参加しているクラブは2~3クラブ程度にしたいので、見極めたいところ。