一口馬主ライフを歩みつつ。

2020年からの新参一口馬主が思ってる事をうんちゃらかんちゃら。

ウインレーシング抽選結果発表

ウインレーシングの出資抽選結果が出ました。

結果は……

◯ バラードソングの20

✕ ウインアルテミスの20

ということで、まあそうですよね、という結果に。

ともかく入会確定しました。

ウインはシルクのように出資実績枠を設定していますが、今回抽選対象だった馬はすべて最低が100万円以上の実績が必要という。

クラブが25%……100口保有って人気のないクラブならともかく、今のウインのような状況だとかなり抽選が厳しくなるのでそろそろどうにかしてもらいたいですねえ……。

 

ブレスオブライフのファンド解散が正式に発表されました。

札幌では2着であわやという姿も見せてくれた、良い馬でした。サラオクで売却という事で、次なるステージでいい走りを期待します。

実質的に、私が初めて出資した馬(セラヴィーもですが)ですので、結果はともかく一戦一戦楽しませてもらいました。

 

セラヴィーは先週の登録は見送ったようです。あと1走ラストチャンスといったところですね。馬体の小さな馬ですし、いっそ思い切って減量騎手でチャレンジしてはどうかとも思いますが……。

ブレスオブライフの結果とウインの中間発表

まずは、ブレスオブライフの話題から。

夏バテしているという話は少し前に出ていましたが、結果は11着。いつものようにレース前半は最後方、半ばから外を上がっていきましたが、直線は全く伸びず。

某大手競馬サイトの掲示板では騎手批判やらが吹き荒れておりますが、単純に夏バテの影響かと。ここ数戦の騎乗を見ていると言いたくなる気持ちも重々分かりますが。

一応プログラム的には8/22の札幌に芝2600mの3歳未勝利がありますが、優先権が取れなかったのでおそらく出走は難しいでしょう。それ以前に今の状態から2週間である程度まででも戻すのも不可能か。

具体的に今後どうするのかまだクラブからの発表はありませんが、ダートを走れるような血統構成ではないのと、地方に行ったとしても、脚質的にかなり厳しいの2点の理由で地方行きは現実的ではないかな、と。

選択肢としては障害レースか、もしくは……何にせよ、この馬なりによく頑張ってくれたと思います。

お疲れさまでした。

 

ウインの話題です。

先日、申込み状況についての中間発表的なものが公表されました。

今回、結局ほぼ取れないだろうと予想されるウインアルテミスの20と、確実に取れるだろうバラードソングの20の2頭を申し込みしています。1頭にすると固く誓っていたんですけどね……ウインはカタログのチェックポイントコメントが他では見ないぐらい正直で面白く、是非にとも入会したかった、というのがこの結果です。

ざっと見渡すと、当たり前というか母に過去実績がある馬に人気が集中している形ですね。例外はサマーエタニティですが高齢出産馬&5/27生まれなので致し方なし。

酷な話ですが、私の出資馬が(おそらく)もうすぐ2頭減ると思われるので、維持費負担的には2頭取れたとしてもプラマイゼロではあります。

種牡馬スポット:ドレフォン

一口馬主を初めてまだ日が浅い事もありますが、保有している2歳世代のデビューももう少し掛かるだろうという事で、まあネタがないわけです。

個人的な趣味として種牡馬を深堀りするのが好きなので、浅い知識ながらたまに1頭ずつスポットを当てて取り上げてみようかと思います。

 

と、いうことで、初回はドレフォンです。

2013年2月19日生まれ、アメリカ産。

父はStormCat系のGio Pnti、母父はGhostzapperVice Regent系。つまり、父・母ともにNorthern Dancerの系統です。

自身はダート短距離路線を主戦場とし、2歳時の2戦目から3歳時のブリーダーズカップ・スプリントまで5連勝。このレースを合わせてGIは3勝し、4歳時に同じくブリーダーズカップ・スプリントを6着して引退、種牡馬入り。

 

馬体を見てみると、いかにもアメリカ産馬といった風に筋肉量が物凄いのですが、スプリンターとして活躍していた割に胴の長さもあり、マイルぐらいまではいけたんじゃないのかな、と思わせます。首差しも極太。似たタイプの馬体であるロードカナロアと比較してみると、ドレフォンの方が胴伸びがあり、肩も少し寝ていますね。

レーススタイルとしては、抜群のスタートから先頭または好位につけて早めに抜け出しそのまま押し切るという王道スタイル。このスタイルをスプリントレースでやるには相応の筋力とスピード、根性が必要でしょう。

 

社台が輸入した目的は言わずもがな、自身で輸入し歴史的な繁栄を極めたサンデーサイレンス系に支配された日本の血統の偏りを薄める事ですね。

StormCatの肌馬とディープインパクトの相性は成功によって脚光を浴びましたが、今度は数多くの逆パターンが産まれるという事でしょう。

 

ドレフォン自身もそうでしたが、StormCatは産駒にスピードと早熟性を伝えます。また芝ダート兼用の仔も多く出しますが、現在日本で父系StormCatの代表種牡馬といえばヘニーヒューズですので、ダート専門のイメージが強いですね。アジアエクスプレスは朝日杯勝ち馬ですが、その産駒はほとんどがダート馬となっています。

ドレフォン産駒は今年デビューで統計を取るにはサンプル数が少ないですが、出走するレースとしては今の所芝レースを選択される方が若干多く、新馬戦を勝ち上がった4頭中3頭が芝。内訳はノーザンファーム産3頭、川島牧場産1頭。

産駒のレース見てて思うんですが、大体イメージとして短距離戦選択する事が大半なんです。でもスタートからやたら騎手が追い通しだったりで、距離が足りてない気がするんですよね。ジオグリフが芝1800mで勝っていますが、日本の肌馬って特にノーザンだと中長距離意識した血統構成がどうしても多いので、意外と母の距離適性意識したレースに出すと良い結果出すんじゃないのかな、とか。

今年の2歳新馬戦開始直後~7月頭までにこの全4勝を挙げていますが、それ以降の産駒は1頭も勝利していません。というか連対もしてませんね。複勝圏内まで広げてもわずかに1頭。

理由は意外に簡単で、7月頭までの期間はノーザンファーム産がそこそこ居たのに対し、それ以降はごっそりと減っているから。ノーザンファームは初年度からドレフォンには質の高い繁殖を付けていたので、その仔達がデビューし始めると一気に上がってくる可能性もありますが、現在の所は今ひとつ。

一口馬主やってる人であればピンと来るかもしれませんが、サンデーサラブレッドクラブが6月に2020年度産の募集を開始していましたね。まあそういう事でしょう。

 

いい成績を残している仔の馬体は父と同じく筋骨隆々な感じが多いので、まあ当然といえば当然なんですが父似の産駒で硬くない産駒を選ぶといいのではないでしょうか。

今週末の動向などなど

8/8(日)函館6R未勝利戦にブレスオブライフが出走予定。

前走から間隔を開けられていませんが、もはや休養だとか言っていられる余裕もなく。

ワラウカドの3歳世代はスパイラルノヴァ以外元を取れていないという絶望的な状況ですので、何とか1勝して欲しい。

 

ウインの出資馬選定は、前回の記事を書いた後に改めて歩様などを見直し、全くの白紙から考え直しました。

一口馬主DBのユーザー統計ではウインアルテミスの20が1番人気のようですが、そりゃそうなるよなあという元も子もない感想でして。

コスモエルデストの20もアルテミスの20に負けず劣らず。そしてこちらも人気が高い。

あとは前回挙げたバラードソングの20。重戦車のような姿の父にあまり似ておらず筋肉の付きはなだらかですが、引き歩いているお姉さんを引っ張るようにキビキビとした歩き。(お姉さんの歩幅やテンポはどの動画でもほぼ一定に感じます)

新馬戦は厳しいかもしれませんが、どこかで未勝利戦を勝てれば1勝~2勝クラスで善戦出来るのではないでしょうか。ただ、リーディング下位厩舎は馬房も人員もカツカツで少しでもダメそうなら放置される恐れが強いので、リスクもあり。

本音を言うとウインアルテミスの20一本で行きたいのですが、新規の抽選枠で20口しかないのでかなりの細い綱渡りなんですよね。入会優先するならバラードソングの20でしょうが、出資は1頭と決めているので迷うところ。そこらへんは、1次先着や2次募集の際に改めて考えればいいかな、という気もしますが。

 

キャロットクラブについては、とりあえずカタログ請求応募は完了。

人気なさそうな馬達を何頭か目星をつけてピックアップしてはいますが、これも馬体次第ですね。

 

本当は疫病が落ち着いていたら北海道に牧場見学旅行とか行きたかったんですけどね……致し方なし。

ウインレーシング2021年度募集馬をサラっと見ました

とりあえず1頭に絞って応募し入会を狙おうと考えている私ですが、歩様動画などを見た時点で気になったのは3頭。

 

サマーラグーンの20

ゴールドシップの牡馬。

ゴルシに限らず多くの群雄割拠サンデー系種牡馬全体に言える事ですが、牝馬の方が活躍する事が多いので牡馬の点でどうでしょうか。

Webカタログにもありましたが、歩様は可動域が広く踏み込みもそれなりに力感が伺えますね。

母の仔出しが微妙でしたが、2つ下のダノンシャンティ産駒がこの間1勝クラスを勝ち上がりました。

ただ、母の年齢や兄弟の成績を鑑みると募集額2200万円は強気すぎない?という印象。

 

バラードソングの20

ロージズインメイの牡馬。

馬体写真からは、いかにも骨太なしっかり感が伝わってきます。

歩様は少し硬いですが後肢の踏み込みがしっかりしているように感じます。

下に中央勝利馬はいませんが、預託予定厩舎以外は良さそうな印象です。

 

マリアヴェロニカの20

ロゴタイプ牝馬

元々ノーザンの牝馬なので、母系にフサイチリシャールやクロノジェネシスと大物が並ぶ良血ですね。

サンデーサイレンスの3×3を持つのでちょっとどうかと思いますが、歩様が柔らかくて後肢の踏み込みがしっかりしており、好感が持てます。

同じサンデー3×3を持つ下2頭が勝ち上がっているので、期待は持てそうな気がします。

  

サマーラグーン20は価格が微妙なのでバラードソング20かマリアヴェロニカ20が有力候補。

ワラウカドの2021年度募集

ワラウカドの、2021年度募集馬が発表されました。

今年度は6頭と少ないですが、セルフプリザヴェーションやナンなどが不受胎だったので仕方がないかもしれませんね。

 

まだ馬体写真や歩様など出てないので何ともですが血統構成見た感じの感想。

 

●アップワードスパイラルの2020

サトノダイヤモンド産駒自体まだデビューしていないので何とも言えませんが、キズナ産駒の半兄が結構走っているので、今年のラインナップでは内国産の中ではエースでしょうか。Devil's bag×Glorius songの全兄弟クロスは狙って付けたのかな?

このクロスは結構走る馬が出るパターンがあるようなので、どう出るか。

 

●ヴェイルドイントリーグの2020

母Veiled intrigueはチャートウェルフィリーズというGIIIで2着。血統構成を見ると、全く日本に馴染みの無い血統ですね。父系を辿っていくと、Owen TudorからHyperionに辿り着きます。

父Churchillは2歳秋~3歳春に英愛GIを4連勝したGalileo産駒。

とここまでつらつらと並べてきましたが全く未知すぎるのでいよいよもって馬体を見てみないと分からないですかね。

 

●キトゥンズロアの2020

日本でもお馴染みFrankelの産駒。本年度の目玉馬でしょうか。矢作厩舎みたいですし。

母のKitten's Roarは米でGI2着やGII勝利など。

父FrankelなのでSadler's Wellsの3×4クロスを持っています。

日本だとこのクロスどうなんでしょうね。

 

プリンセスプリンセスの2020

父モーリス。母は米GIIIで3着。

初仔なので馬格がどうでしょうかね。血統表を見る限りでは個人的にはあまりピンと来ず。

 

●ボウリナズラヴの2020

ハービンジャー産駒の牝馬ディープインパクト産駒の半兄ファベルは9500万円募集と高額。半兄と父系が違いすぎるので馬体の想像がつきませんが、父の活躍産駒はほとんど牝馬なので、牝馬に出たのは良いと思います。

 

●ボカイウヴァの2020

またまた父モーリス。パカパカファーム、スクリーンヒーローもそうですがこの系統好きなんでしょうね。ワラウカドの今年の2歳馬は10頭中4頭がスクリーンヒーローもしくはモーリス産駒。

全兄ヴァルガスは、募集時の見栄えは良かったですが今のところ未勝利。その下のマテウスはガチムチ。本馬は牝馬なのでまた少し違ってくるかもしれませんが。

 

 

今の状態で何か一頭選べと言われたら、アップワードスパイラルの2020が魅力的に映りますが、なにはともあれこのクラブはとにかく勝ち味に遅い(控えめな表現)なので、今年出資するかは……。

アイビスサマーダッシュなど。

今週は、一口馬の中に出走馬ナシ。

 

ブレスオブライフが8/8函館最終週に出走するようですが、流石に休養明け2戦こなして疲れが見られるようなので心配しつつも後がないので、見守るしか……って感じです。

地方転厩も成績的には有り得そうですが、血統背景からするとダートは疑問符かも。

 

まあ取り敢えず、今週のアイビスサマーダッシュの予想でも。

◎14オールアットワンス

○12ライオンボス

▲08タマモメイドウ

△07グレイトゲイナー

△11ロードエース

データやらウンチクやらは詳細に検証してらっしゃるブログが多数あるので割愛。

好相性が外枠、韋駄天S、牝馬ってのを加味した感じですね。

タマモメイドウは斤量が+3kgなのが気になりますが……初千直で勝ちきったのはある程度評価出来るかと。

 

そろそろワラウカドの19年産馬達も徐々に始動し始めるでしょうから、楽しみですね。